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2008年12月 4日 (木)

大人の渋い酒

先日はガイアの夜明けを見ながら晩酌。リフォームの準備の為の片付けにおわれて、支度が遅くなったので

Pc0402242_2 相方は待ちきれず、お酒を開けて白菜漬けで飲み始めていました。日置桜八割搗き強力純米

「おお~、この酒旨いよぉ~」との声を聞きながら、急いでたらちりを準備して。

さ、私も一口、二口、二杯、三杯・・・まだ、若いくて、きっと味がしないだろうと予想していたのですが

いい意味で裏切られました。「お燗すると渋くなるよ」と言うので、相方のを貰ったら本当に渋い!これ、長く置いて渋みがとれたら美味しくなりそう!

私はこのまま、常温で。始めに酸を感じましたが、飲んでいくうちに甘味が増してくるというか現れてくるというか。香も味わいも穏やかで、料理をじゃましないけれど、飲むうちに親しみの沸いて来る味。後にほんのり、葡萄の皮を噛んだ時のような香りがほんのりと。

テレビではお米や味噌、醤油、ごま油などなど、日本の古来からの食の危機というのをみながら。あ、この蔵!って言うのがちらほら。実際に食べると本当に美味しいんですね。

次の世代へと守り継いでいかなければ、本当にこの国の食の未来に希望はなくなると思いました。

「高いのには、わけがある」キチンとした材料で手間隙かけて作れば、高くなる。安くする為に手間を省き、材料の質を落としていけば、それなりのものしか流通しなくなるのは当然ですが、これが意外と分かっていない人が多いのが現実です。

実際に今流通している大手さんの安い醤油は醤油のようなものであって、本当は醤油と呼ぶべきではないと思います。みりん風のように、醤油風って。

全て値段の違いを突き詰めていくと自分が今どんなものを口にしているのか、発見する機械になるとおもうのですが。

とは言え私とて、食の大半を国産でまかなっているかというと、叶う訳もなく。

中国みたいに、ぐちゃぐちゃになる前に、ちゃんとした良質の国産の食品が、一般庶民でも手に入れられるように、国策をやっていかないと農も醸も、環境も、国民の体も、ダメになってしまうと危惧していますが。

この国のトップの方々は・・・

※追記・・・翌日飲んだら渋くなっていました。濃い目に煮付けた魚やその付け合せに添えてある牛蒡の煮物なんかに合わせたら進んじゃいそうです。後は、お酒をそのまま置いておいて、時々味を見て美味しくなる頃合を見つけましょう。

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コメント

日置桜、家でよく飲んでた時は、
いつもお燗にしてる間の冷やの味と、お燗にしてからの味の違いをメモってたのですが、
「ひやは、まーまーうまい。お燗にすると若返って渋い」と書いてる時期から、
ある時逆転するんです。
「ひやも旨いけど、お燗にしたら、とたんに開いた!」ってな感じで。
そのターニングポイントが、それぞれのお酒にはあって、
おもしろいなーなんて思ったりしてます。
このターニングポイントの瞬間なんて、楽しくてしょうがないっす♪

投稿: まき子 | 2008年12月 5日 (金) 11時36分

>まき子さん
ある時突然!って感じですよね。
秋田や福島のお酒にもそういうのがあって、
開栓してかなりたったお酒を試飲して買ったお客さんが
家で開けたらやはり別物で、その日飲むのを買いに2度ご来店ってこともあったっけ。

日本人は、ワインでも日本酒でも早飲みで、出荷時点で美味しい状態を望みすぎる傾向にあるみたい。
待つことを楽しんだり、ターニングポイントを自分で見つける楽しさを知ったらお酒を飲む面白さが広がると思うのだけど
なかなか分かってもらえないことが多くて。

まき子さんのような真の日本酒好きがもっと増えるよう、私達の努力がまだまだ必要です。

投稿: tukui | 2008年12月 5日 (金) 16時19分

開栓後1年位経った方が旨い酒が実際にありますね。
弊亭では、そんなに置けないで呑んでしまうので、なかなか試せない・・・。

投稿: 狼亭 | 2008年12月 8日 (月) 17時28分

>狼亭さん
あ、丁度UPしようとしていた画像が、
約1年ぐらいまえに開けたお酒。
少しだけ残っていたのを飲んだら
サイコーに美味しかったです~♪
ワインではここまではありませんから、
日本酒の底力ですね。

投稿: tukui | 2008年12月 8日 (月) 19時02分

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